超音波探傷による非破壊検査

何年か前から非破壊検査という言葉、よく耳にするようになった気がします。What’s 非破壊検査 ?文字通り、そのもの自体を破壊せずに、壊れてないか検査する(有害な傷を検出する)!ってことだと理解してたんだけど最近、非破壊検査にもいろいろな検査方法があるってことを知りました。

どんなものがあるかというと (ウィキペディアより)

●目視試験 (VT: Visual Testing)

“VT”と略称される目視試験は、人間の目で見て観察する試験方法である。
目視試験では、直視する他に、拡大鏡や鏡、ボアスコープやCCDカメラといった光学的な道具を用いて間接的に観察することも行われる。

●放射線透過試験 (RT: Radiographic Testing)

RTは判定結果が放射線透過写真(フィルム)として残り、溶け込み不足やブローホールの様な体積を持つ内部きずの検出を目的とした信頼性が高く一般的な検査方法である。
しかし、材料表面に発生する高張力鋼の溶接部の遅れ割れのような微細な表面きずが検出されないこともあるので、磁粉探傷検査などの表面きずの検出を目的とする他の検査と併用することが望ましい。

●超音波探傷試験 (UT: Ultrasonic Testing)

UTは材料内部の面形状を持つ割れ等の内部きずに対して、検出精度が高いが、欠陥形状の判定はやや困難である。
近年、フェーズドアレイ探傷法やTOFD法などの開発により、送信や受信波形を制御し、得られた超音波受信信号から、画像化や数値解析を行うことによって、きずの寸法や形状を推定できるようになってきた。
超音波探傷は非破壊検査の1種類のことだったんですね。

●渦電流探傷試験 (ET: Eddy Current Testing)(ECI: Eddy Current Inspection)
ETは高周波電流を流した探傷コイルを検査表面に接近させることで、検査表面に渦電流を流し、表面および表面直下の欠陥が原因の渦電流の流れ難さや位相変化を電磁誘導の変化として健全部と比較判定する。
不電伝導体や内部きずの検査は適用不可である。
また、導電率の違いにより渦電流の流れやすさが変化するため、金属材料の合金判別にも使用される。

この他にもまだまだ種類があるようですが、だんだんパニックになってきたので、また今度~ヾ(=^▽^=)ノ

hashi

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