三世代で楽しめる趣味、発見しました!

休日祖母たちと一緒に買い物に行ったとき、子供達は目をキラキラさせて、迷わずおもちゃ売り場に走って行きました。その気持ちは、憶えがあるのでとてもわかりますが、親になるとあーまた出費だとか、買い物まだ終わってないんだけどなーと思ってしまうようになって、自分の親たちもこう思っていたのかなと一人苦笑しました。
最近はいろんなテレビゲームやアニメ関係のグッズが売っています。おもちゃというより、コレクションで集めたくなるような精度の高いドールハウスや変身グッズに毎回驚かされます。着せ替え用の服も、最近のファッションを取り入れてあり、目移りします。いつもは100円ショップで我慢させているので、その種類の豊富さにも驚きました。100円ショプでおもちゃが買えることになったことにも驚きですけど。
大切に使うことを約束させ、一つ欲しいものを子供達に選んでいいよと祖母が言うと、狂喜乱舞でした。おもちゃを選ぶために、子供とおもちゃ売り場を歩いている時、樹脂粘土を見つけました。テレビゲームに熱中するのではなく、手先を動かし、自分で何かを創造したり身体を使って遊んで欲しいと思っていたので、これだ!と思って、子供達の興味を誘導し、戦隊ものもお人形も一度全部欲しいものを全部自分たちで作ってみようよと話してみました。
子供達ははじめは、普通におもちゃが欲しいと言っていたのですが、いま買ってもらえるおもちゃは一つだけだけど、樹皮粘土でつくれば何個でも好きなだけすべて手に入れられるということに魅力を感じたようで、みんなで樹皮粘土を買って帰宅しました。

帰宅後、早速製作に入ったのですが、その取り扱いのしやすさにビックリしました。
私が子供のころの粘土の時間の記憶といえば、重い、手につく、臭いがする、色も可愛くないというマイナスのイメージしかありませんでした。粘土も改良され、今は少し違うのかもしれませんが、私は幼少時代の図工で使った粘土以来触れていませんでした。久々に粘土と再開したのが樹脂粘土でした。粘土自体が柔らかいので、力を入れてこねる必要もありません。
子供や祖母もなんなく丸めたり、伸ばしたりしていました。少しくらい家が汚れても仕方ないと思っていたのですが、べちゃっと手につくこともないので、こねている途中に粘土がリビングのものにくっついたりもなく、掃除のことを考えて憂鬱になることもありませんでした。
色をつけて自分の好きな色を作ることができたりするので、可愛い粘土に作りたいものもどんどん出てきて、夢中になってみんなで作りました。

祖母や子供達も一緒にできる遊びが見つかって、こうしたらいいんじゃないとか、こんなの作ってよと、遊びながら会話も弾みました。テレビゲームを長い時間していると怒ったりしますし、公園だと祖母の体力も気になりますが、時間も気にせず一緒に作っていく時間はとても心が落ち着く楽しい時間でした。
多分祖母や私のそんな気持ちが伝わったのが、子供達も生き生きと作っていてとても嬉しかったです。祖母曰く、手先の運動はボケ防止にもいいみたいだから、私にも最適ねと笑っていたので、楽しかったのだと思います。

出来上がった作品は、通常の粘土のように重くないので、いろんなところに飾っています。家の中も、華やかになるし、一緒に作った作品が、飾ってあるとその時の楽しい時間を思い出して、ほんわかした気持ちになります。今年のうちのブームになりそうです。

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