2016年07月 一覧

最近の車にはスペアタイヤーが無いってホント?

そうなのです、今の車のタイヤーはチューブレスで、最近ではスペアタイヤーが付いて居ない車が出てきております。
なぜなのか、それはまず今は道路事情が良くなり、パンクをする回数がグ~ンと減ったからです。
因みに私は数十年間車に乗っておりますが、ここ30年間一度ぐらい有るか無いかで、パンクの記憶はほとんどありません。
また、燃費向上のために車両の軽量化を図り、合わせて環境への配慮もしているからですね。そのために万が一パンクをした場合はどうなるのか、これにはメーカーは緊急パンク修理キットなる物を車内に設置して対応しております。
そしていざという時は簡単に誰でもパンク修理ができるようにしてあります。
この場合は刺さっている異物を取り除かなくていいのです、むしろ付けたまま修理用の液体を入れます。
あとは、一緒に付いて居たゲージ付のコンプレッサーで空気を入れるだけです。

だが、このパンク修理はあくまでも応急処置ですので、修理後のスピード(40~50km以下)は抑えて、急ハンドルや急ブレーキはしないように注意をして走ってください。

この事は車のハンドブックにも詳しく書かれておりますので、そちらを参考にしてください。そして街中に入ったら修理やさんですぐにきちんとパンク修理をしてください。

ただこの修理材を使用しますと、本格的なパンク修理が出来なくなり、タイヤー交換になるとの話も出ておりますので、修理に出すときはタイヤー交換も予算に入れて置いてください。

また車にはゲージ付のコンプレッサーが付いておりますから、携帯するならば、本職が使う修理キットが良いと思います。

それは若干腕力を使いますが、ごく普通の腕力が有ればどなたでも現場で完全に修理が出来、タイヤー交換の必要もありません。

パンクの元がすぐに見つかれば、簡単ですが、問題はどこに穴が開いているのか探す事が大変だと思います。
暗い所だと特にわかりにくいはずですので、その時は少し空気を入れてジュースやお茶など、炭酸の入って居ない液体をタイヤーの接地面に振り掛けながら、ゆっくり回転をさせて探しましょう。
ブクブク出ている所が穴ですので、そこに刺さっているパンクの元凶をプライヤーなどで抜きましょう。
もしも抜けないほど小さい物でしたら、タイヤーの中へ押し込んでもいいです。
あとは修理説明書を見ながらでも出来ますので、落ち着いて修理に取り掛かりましょう。

注意事項としては、チューブレスタイヤーは側面の修理は出来ません。
また、差し込むステックより大きな穴、切り裂いた感じの穴などは修理が出来ませんのでお気を付けください。
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